格安リンクサービスは要注意

よくメールマガジンやインターネットで、僅か数百円で50サイトにリンク登録ができます!!
このような広告を目にすることがある。
個別の会社名はあえて伏せるが、ちょっと冷静に考えてほしい。
Googleガイドラインでは、リンクの購入はガイドライン違反とはっきり明言しているし、見つかれば間違いなくペナルティを受ける。
そもそも、わずか数百円で50ものサイトにリンクを貼るなどというサービスは考えられるだろうか?
よくこういったサービスに手を出しがちなSEO初心者は大勢いる。
ここである懸念が浮かび上がってくる。
それは次の通りだ。
 
顧客はかなりの人数が予想される為、当然発リンクはとてつもない数にのぼる。
このようなサイトをGoogleが評価するわけもなく、むしろ既にペナルティを受けている可能性もある。
これについて当方で少し検証してみたのだが、リンク元となるサイトのほとんどはペナルティを受けていないものが多かった。
しかし、これらに登録をしたとたん、大幅な順位下落が確認された。
普通、ペナルティを受けると、リンク元もその症状を見せるものだが、(URL検索した際にトップページが一番上に出ないなど)これは一体どういうことだろうか?
 
ここである仮説をたてたのが、リンク売買目的のサイトはそのまま泳がせているのではないか?という説だ。
ドメインそのものは特殊なブラックリストに登録され、それらから発せられたリンクはマイナス点となる。
マイナス点が一定の域に達するとペナルティが発動するという考えだ。
しかし、これにも異論を唱える人は少なくない。
なぜならば、ライバル業者を意図的にペナルティの餌食としてしまう事が可能となるからだ。
その考えも確かに正論である。
だがどうだろう?では、Googleはどうやってアルゴリズムによってペナルティを発動しているのだろうか?
やはり機械的にブラックサイトからのリンクは、マイナス点として評価していると考えるのが普通ではないだろうか?
これはライバル業者を意図的にペナルティの罠に陥れることを可能としてしまう事を意味するが、リンク購入を自分でやったのか、あるいは他人が悪意を持ってやった事なのかは、いくらGoogleといえども判別は不可能であろう。
アルゴリズムによるペナルティの発動は間違いなく存在する以上、残念ながら意図的にライバルを蹴落とすことだってできる・・そう考えるのが自然だ。
 
一つ重大な事を書き忘れたので追加する。
「リンク売買のリンク元サイトが、ほとんどペナルティを受けていなかった」と前述したが、実は発見できたのはわずか10ほどである。
発見できなかったサイトは、既にペナルティにより、インデックスから削除されている可能性もある。
あとは、50サイトに登録申請はしたが、登録されたのは10で残りは登録されなかったということも考えられる。
ただ、95%以上の登録率と謳っているので、(おそらく大半は自社管理サイトでは?)このせんは考えづらい。
やはり大半がペナルティを受けているということなのであろうか?・・・

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